なにげない一言で №2
2010年 06月 22日
一般庶民とは、違うようです。
しかし、彼はその事を鼻にかけるという事はありません。
ただ、人生の選択肢は間違いなく庶民よりは多いのかもしれない…?
現在通う大学に違和感を感じ、本当に好きな事を選ぼうとしてるデキル君に影響されてか、
大学から専門学校に変わりたいと言い出したのです。
お父さんは大学を4回変えて、それでも納得いく事が出来なくて、
ついには外国の大学に行かれたそうです。
だから、自分の選択にも文句は言えないだろうという言い分。
そこで突っ込んだ袴。
金の髪が逆立って見えた wwww(^_^;)
袴が小学校の時に、サッカーの遠征でブラジルに行っていた事があったそうです。
そして、帰国してからサッカーを辞める事を親に告げた際、
彼のこころを凍らせてしまう一言を、父親から言われたのだとか。
「せっかくブラジルまで行かせてやったのに、いくらお金がかかったと思っているんだ」と、
お金・お金・お金と言われ続けたそうなのです。
その影響が彼を苦しいくらい、
なんでも自分で稼いで生きてやる。というポリシーを持たせてしまう事になったようでした。
なので、高校も、自由の森をわざわざ退学し、
金額の安い通信制に学費の為に働きながら通っています。
そんな袴が、K真の話に、目を合わせることなくその話をしたのです。
袴は卒業後は予定通り、車の整備士になる為の専門学校へ進み、
将来は自分の店を持つ予定なのだそうです。
横で、デキル君はそんな重たい話しを聴きながら、
「どうでもいいけど、K真んちで将来雇ってくれ。」
なんとやる気の無い息子(^_^;)
袴は「店持ったら、K真んちで、外車3台買ってくれ。」
そんな事で話しはまとまって、夜中にクワガタ虫を捕りに三人で出かけて行き、
朝5時にもまた、クワガタ捕りに行き、
袴は朝早く、学校に出かけて行きました。