父に引けたバウンダリー
2009年 07月 01日
昨日は、私が病院にいる間に二回も父から電話がきましたが、出ることが出来なくて、病院からの帰り道に父へ電話をいれました。
そこで言われたのは、「時間があるなら家来てトウモロコシ茹でていってくれる?」
すでに、次男が帰宅してくるぎりぎりの時間でした。
私は茹で方を電話で伝え、実家には寄れないと言いました。
前回までの母の入院の際には、そんなお願いもすべて受け入れ、子供を犠牲にしていました。
私は病院と二つの家の家事をこなし、へとへとになっていたのです。
でも、私・・・変わった。
『課題の分離をしよう』・・・・
トウモロコシを食べたいのは誰の問題なのだ。
私が茹でてあげてしまったら父は茹で方を覚える機会を失ってしまうではないか。
そう考えたら、本当のやさしさがはっきりしてきました。
そして、自分に無理しないでいられるようになりました。
バウンダリーが引けてる。(私すごいじゃないか!!自分に感動しました。)
バウンダリーって、とらえ方次第では『冷たい』感じがして好きではなかったのですが、
自分に余裕がなければ、子供にもやさしく出来ない事がわかってしまった以上、考え方を変えることができました。
長男デキル君にも、この方針を貫いています。
要するに父もまた、デキル君と同じ成長過程であったのでした。私の息子は実は四人いた計算になります。