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風のとおり道 ✱ひきこもり支援相談士ブログ 不登校・ひきこもりの相談ご訪問承ります

一般社団法人 ひきこもり支援相談士認定協議会 地域統括代表 第KH01502号

楽寂静

先月半ば過ぎから、ここしばらくあまりにも沢山の事件が身に降りかかり、何かと気をとられていて、ババーズ連合は役場参りを中断してしまいました。(内容がお分かりにならない方には、ブログ中のぺんぎんさんち川の中を、お読みください)

台風直撃に、またもやぺんぎんの家が今にも浸水しそうです。

不安で眠れずに
「道元・ 禅」の言葉(三笠書房)をパラパラ拾い読みをしていましたら、浸水への不安とは違う、以前私自身が若い時に、無意識にした行動の答えに今更気づかされました。

「楽寂静」・・たまには世の中の雑音を離れて、静かな所へ行って、自分が生きていることを、しみじみとあじわってみたらどうであろうか。静かな時間を楽しんでいると、自分がしゃくに障ったり、頭に血を上らせたりして悩み苦しんでいたことが、いつの間にか、サアッと消える。
自分に対する周囲の反撃が甚だしいために、重圧の苦しみで、ついに、身を滅ぼすることさえある。
と書かれています。

人間が究極になった時、一人になりたがる心理は、いつの間にかサァッと消えるはずの苦しみを、送る準備の為のもなのかな?と感じました。
人が癒しを求める場は自然の中に多くがありますね。
でも私は自然、特に花粉と虫と魚介が苦手です。
しかし大嫌いなのに、山とは縁がきれません。

それも道元はこう語っていらっしゃいます。
「山川大地日月星辰これ心なり」とは、大自然大宇宙を活動させているエネルギーがそのまま自分の心「生命」である、という意味である。と。

私がまだ若い時、本当に山の中の何もない所で半年間すごしていた事があります。
その意味が、ここにありました。
ひきこもり・不登校の心理もここに、少し共通する部分があるのかもしれませんね。

著者、境野勝悟 「道元・ 禅」の言葉 (三笠書房)より一部抜粋させて頂きました  m(_ _)m
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by futoukou | 2009-10-08 01:33 | 私のうちのお話 あれこれ | Comments(0)

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